【書評】『金持ち父さん貧乏父さん』子どもから大人まで誰もが読むべきお金の哲学

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こんにちは!中米グアテマラでNPO職員として活動している吉澤海(@kaiyoshi328)です。

世界的ベストセラーの『金持ち父さん貧乏父さん』。こちらのタイトルを聞いたことがある方、読んだことがある方も多いのではないでしょうか。

数年前から読んでみたいと思っていたのですが、Kindle版が販売されていなかったので、なかなか入手をすることができなかったのですが、先日日本に一時帰国した際に購入することができたため、読んでみました。

お金持ちになりたいとか卑しいのでは?と思われる方も多いかもしれませんが、読了後の私は、「お金について知るために誰もが読むべき!」という感想をもちました。自己啓発にも近い内容ではありますが、自分がまだ学生の時に読んでいたら、なお良かったとも思います。

今回の書評では、『金持ち父さん貧乏父さん』のご紹介から、読んで感じたことを中心にまとめていきます。

 

1. 金持ち父さん貧乏父さん 著 ロバート・キヨサキ(筑摩書店)のご紹介

1-1 金持ち父さん貧乏父さんとは?

初版は2000年4月に出版されました。
2013年に改訂版が出版されました。


金持ち父さんからお金について学び始めたとき、私はまだ9歳だった。 三十年後、その授業の全てが終わったとき、 私は金持ち父さんが教えてくれたことはわずか六つ出会ったことに気づいた。 この本は、その六つの教えについて書いたものだ”

本書帯より引用


この本は、金持ち父さんからの六つの教えと、その実践編のアドバイスが書かれています。
19年前に執筆された内容ですが、現在でも役立つ内容がぎっしりです!

 

1-2 著者 ロバート・キヨサキさんとは?

出典smartmlm.biz

起業家、教育者、投資家 ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者と知られるロバート・キヨサキは世界中の多くの人々のお金に対する考え方に疑問を投げかけ、その考え方を変えた。ロバートの考え方は社会通念と対立することも多いが、率直な、時として不遜で勇気ある発言をするとの定評がある。彼はまた、ファイナンシャル教育の大切さを情熱をもって語る提唱者として広く知られている。

著者紹介欄より引用

本書の中でもファイナンスインテリジェンスの重要性を説いています。

 

2. 金持ち父さん貧乏父さんの内容の紹介

2-1 金持ち父さん貧乏父さんの内容

下記が、本書の目次です。

  • 教えの書
    • 第一の教え:金持ちはお金のためには働かない
    • 第ニの教え:お金の流れの読み方を学ぶ
    • 第三の教え:自分のビジネスを持つ
    • 第四の教え:会社を作って節税する
    • 第五の教え:金持ちはお金を作り出す
    • 第六の教え:お金のためでなく学ぶために働く
  • 実践の書
    • 実践その一:まず5つの障害を乗り越えよう
    • 実践その二:スタートを切るための十のステップ
    • 実践その三:具体的な行動を始めるためのヒント


本書は、主人公の幼少の頃から金持ち父さん(親友の父)と貧乏父さん(実の父)からの教えや学んだことを自分自身で考え行動していく内容です。
本書の中でも「知識は力」と言う言葉がありますが、まさに知っているかどうか、そしてそこから何を考えることができるのかが鍵になると思います。

ここから、私自身が実際読んで感じたポイントを抜粋して紹介していきます。

 

2-2 お金を持たないことの恐怖に立ち向かえ

「お金を持たないことの恐怖。」第1章ではこの言葉が繰り返し使われます。
本書では、お金を持たないことの恐怖はお金についての知識を身につけ、恐怖という感情を感じ、考察していき、恐怖と立ち向かうことが重要だと言っています。

多くの人がお金を持たないことの恐怖、つまりは貧乏になるかもしれない恐怖を持っています。だからこそ、リスクを取らない。仕事を選ぶ際も自分が何を得るのか、何を学びたいのかではなく、お金ありきで考えてしまう。

マズローの欲求5段階の中でも、人間は生理的欲求(生存のための欲求)や安全の欲求を満たしたいというところから、欲求を満たしていきます。

しかし、お金のために働き続けて良いのでしょうか?
もし、急にリストラにあい、職がなくなった場合、生きていくことはできるのでしょうか。日本では社会保障制度などもあるため、職がなくなった場合でも保障はされていますね。
ただ、生活が厳しくなる可能性があります。

そこで本書では、資産を持つことを提唱しており、資産を持つためにお金のための仕事でなく、自分が何を得るのか、何を学ぶことができるのかを基準に職を選ぶことを推奨しています。

私自身、自分の仕事などを振り返り、意識せずお金のために働いている自分がいることに気づきました。そもそも、お金がなくなることを漠然と恐怖に感じていて、その状態を遠ざけるために仕事をすると言った状態でした。

本書を読み、少しお金と仕事の見方が変わりました。まずはお金がなくなる恐怖という感情を感じ、そこから感情を理解した上で、考え行動することが大事だと思います。

 


2-3 資産と負債を知り、資産を増やしていく

本書では、資産と負債の違いについて説明しています。


資産=ポケットにお金を入れてくれるもの
負債=ポケットからお金を取っていくもの

本編より引用

さて、資産とはどのようなものでしょうか。ぜひ、考えてみてください。

私は、ポケットにお金を入れてくれるものはないと気づきました。これに気づけただけで、大きな違いです。

そして資産と負債の他に、収入と支出を一緒に考えました。
収入<支出+負債の構図ができてしまうと、生活が圧迫されてしまいますね。

支出や負債というのはどういう種類のものなのか。それは最低限に抑えることはできないか。そして収入+資産を最大限に得ることはできないか。まずは、今の自分の状況を整理してみるのが大切ですね。
ちなみに、マイホームなどで消費者ローンなどを組んでいる場合は、負債にあたります。それはなぜか考えてみてください。

 

3-3 才能の開花させるための投資で準備する気概

さて、資産と負債を理解した上で考えるべきは、どのような資産を得ていくのか、ではないでしょうか。資産を作るためには、もちろん自分自身に投資をする必要があります。

まず、自分自身には何があるのか。何が好きなのか。(楽しむことも重要!)
自分自身をよく知った上で、次に進む時に生じる恐怖心や自身のなさに打ち勝っていく必要があると筆者は言っています。恐怖や自身のなさは才能を開花させるのに邪魔となりうるものです。

この本を読み、失敗してもいいじゃないって気持ちや、損しても取り返せばいいやって気持ちが芽生えてきました。自意識過剰的に、意外と周りは見られて失敗は恥ずかしいとか思っていましたが、そこまで気にされてないんだなって最近思います。
だからこそ自分自身の資産に繋がるために、知恵を絞って自分は好きなことを好きなようにしたらいい。そのための時間をしっかり取って、資産を醸成させていけたらいいなと思いますね。

そもそも自分のことを一番気にかけてあげられる、自分のことに一番時間を使えるのは自分だけです。周りを気にしては自分を大切にできないかもしれません。

 

おわりに

この本については賛否両論ありますが、私にとってはお金の考え方について衝撃を受け、考えが変わるきっかけとなる1冊となりました。
もし、大学生のときにこの本に出会っていたらまた変わっていたのかなとも思うくらいです。

お金持ちになるということ以外でも、チャンスは誰かに与えられるものでなく、自分自身で創り出すものだと私は考えています。自らチャンスを作り出し、それを掴みとれるか。そのためには多くの選択肢を持つこと、行動することが大事です。

この本に投資してチャンスとするかはあなた次第です。もし気になったらぜひ、読んでみてください。


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